■ インデックス
■ Fedora17 の取得
ミラーサイトよりFedora17(Fedora-17-x86_64-DVD)を取得(左記はx86_64版)します。
*:上記のミラーサイトは何処でも構いません。(日本語版だからと言って日本サイトからダウンロードする必要はありません。)
ダウンロードしたファイルは、ISOイメージファイルですので、別途CD/DVD-Writerソフト等でDVD-R等に焼いて準備して下さい。
- この紹介ページのFedora17のインストールはGUI(グラフィカルユーザインタフェース)で行います。
当該ページでGUIインストールした後でも【TIPS集:システム 『実行モード(ランモード)を変更するには?』】で変更可能です。
- 当紹介ページでは仮想環境(Vmware)にて導入検証を行っています。
仮想環境の問題か、64bitモジュールまたはインストーラの問題かが不明ですが、各項目毎に「次へ」や「戻る」が表示されません。
この為、過去のインストール経験から「TAB」キーを押下して「次へ」を想像でクリック(Enterキー)で進めていますのでご了承ください。
■ Fedora17 のインストール
Fedora17に必要なスペック[
x86系のみスペック調査しています。(ppc系、arm系、s390系は対象外です)]
- プロセッサー
- 【最小】
- Pentium 4 以上
- メモリー
- 【最小】
- テキストモード :768 MB
- グラフィカルモード:768 MB
- 【推奨】
- 1152 MB 以上
1. Fedora17 のディスクをDVDドライブにセットし電源を入れます。
- Install or upgrade Fedora
- 『Install or upgrade Fedora』を選び、エンターキーを押します。
2. 言語の選択
3. キーボード設定
4. インストール時に使用する言語
5. インストールデバイスの選択
- 基本ストレージデバイスは、通常HDDの事を指します。
特殊化したストレージはネットワーク上の記憶装置など、商用で利用する物であり個人では関係ないと思って構いません。
- 未初期化HDDの場合や他フォーマットなどのメッセージです。インストールするHDDに問題なければ「Yes,
discard any data」をクリックします。
6. ホスト名(FQDN)の設定
- 【ホスト名】
fedora.kajuhome.com
- ホスト名・ドメイン名はご自分の環境に合わせて設定してください。
先頭から”.”ドットまでがホスト名になります。この”.”ドットから後ろはドメイン名になります。
(この後ろの部分が、取得したドメイン名になります。全てを含めた形がFQDNと呼びます。)
- 【ネットワーク構成】
- リポジトリ「Fedora16 - x86_64」(上記の赤枠)をクリック
上記を部分をクリックするとネットワーク設定(下記)に進みます。
- 外部(インターネット接続)に使用するインタフェースを選択し「編集」をクリックします。
- DHCPは使用しません。リブート時にIPアドレスが変わってしまっては、サーバ運用が困難です。(ルーター等の設定で、DHCP時に固定IPを割り振る機能があれば別です。)
- 【アドレス】
アドレス: 192.168.1.5 (自分のサーバIPアドレスを設定)
ネットマスク: 255.255.255.0 または 24bitマスク
ゲートウェイ: 192.168.1.1
- アドレスは、ご自分の環境に合わせて変更してください。
- ネットマスクは通常24ビット(255.255.255.0)でよいでしょう。
- ゲートウェイは、ルータのLAN側アドレスを指定します。
- DNSサーバもルータのLAN側アドレスを指定します。もしくは自身のISPから提供されるDNSサーバIPでも良いでしょう。(自サーバにDNSサーバを構築するまでの対処とします。)
- 【ドメインを検索(E)】: kajuhome.com
- ご自分のドメインを入力します。これはホスト名(当サイトではfedora)で名前検索した場合、「kajuhome.com」が補完されて、内部では「fedora.kajuhome.com」で名前解決されます。
- 【この接続を完了させるには IPv4 アドレス化が必要になります(4)】: チェック
- 『IPv6のセッティング』は【方式(M)】を「無視する」にします。
7. タイムゾーンの選択
- 協定世界時(System clock uses UTC)は未選択。
8. 管理者パスワードを設定
- ルートパスワード(P):xxxxxxxxxx
- 確認(C):xxxxxxxxxx
- root(管理者)のパスワードを入力します。(上段と下段に同じパスワードを入力してください。
注意:このパスワードは忘れない様にしましょう。また、他人にパスワードも教えてはなりません。)
- 簡単なパスワードや文字数が少ないと警告されます。なるべく強固なパスワードを入力しましょう。
「とにかく使用する(U)」ボタンをクリックする事で継続は可能です。
9. ディスクパーティションの作成
- 「すべての領域を使用する(A)」を選択します。
- Fedora12よりデフォルトのファイルシステムは「ext4」となりました。
- 任意のパーティションやサイズ、ファイルシステムを設定したい場合は「カスタムレイアウトを作成する(C)」を選びます。
- レイアウトの使用方法は『FedoraCore4 のインストール手順[ディスクの設定]』を参照してください。
- 「Use LVM」
- Logical Volume Manager。複数のHDD・パーティションにまたがった記憶領域を一つの論理的なディスクとして扱い管理できる機能です。
- 「Encrypt system」
- Fedora9より追加された機能です。当方は今回も暗号化しない(当該項目を未チェック)を選択しました。
- 「Review and modify partitioning layout」
- パーティションレイアウトを確認する場合にチェックします。(無視して構いません)。
10. 警告メッセージ
- 「変更をディスクに書き込む(W)」を押下すると、HD内容がすべて消えてしまいますので気を付けてください。
確認が取れたら(消えてもかまわないなら)「変更をディスクに書き込む(W)」を押下します。
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