■ インデックス
■ FedoraCore4 の取得
Red Hat Linuxのフリー版のFedoraCore4(FC4-i386-disc1.iso・FC4-i386-disc2.iso・FC4-i386-disc3.iso・FC4-i386-disc4.iso)を取得(左記はx86版)します。
取得先のディレクトリ名については、CPUの種別によって異なりますので以下を参考にしてください。
- x86(i386)
---> Pentium以上
- x86_64(AMD64/EM64T)
---> 64bitCPU
- PPC(PPC/PPC64)
---> G3/Power4以上
ダウンロードしたファイルはISOイメージファイルなので、別途CD/DVD-Writerソフト等でCD-R等に焼いて準備して下さい
- この紹介ページのFedoraCore4のインストールはGUI(グラフィカルユーザインタフェース)で行います。
また、LVM(Logical Volume Manager)を指定しボリュームを分ける方法も紹介します。
CUI(キャラクタユーザインターフェース)でのインストールは、『FedoraCore4 のインストール手順(CUI)』を参照ください。
■ FedoraCore4 のインストール
FedoraCore4に必要なスペック
- プロセッサー
- x86/x86_64
- 【最小】
- Intel Pentium クラス
- 【推奨】
- テキストモード :Pentium-class(200 MHz) 以上
- グラフィカルモード:Pentium-II(400 MHz) 以上
- PowerPC (PPC)
- 【最小】
- PowerPC G3 / POWER4
- 【推奨】
- テキストモード :G3(233 MHz) 以上
- グラフィカルモード:G3(400 MHz) 以上
- メモリー
- x86
- 【最小】
- テキストモード :64 MB
- グラフィカルモード:192 MB
- 【推奨】
- 256 MB 以上
- x86_64
- 【最小】
- テキストモード :128 MB
- グラフィカルモード:256 MB
- 【推奨】
- 512 MB 以上
1. FedoraCore4 のディスク1をCD-ドライブにセットし電源を入れます
- 何も入力せず、エンターキーを押します。
- 入力せずにエンターキーを押下するとGUIインストールになります。
2. CDメディアのチェック
3. Welcomeメッセージ
4. 言語の選択
- Japanese(日本語)を選択し「Next」をクリック
5. キーボード設定
6. インストールの種類
7. ディスクパーティションの設定
- Disk Druidを使用して手動パーティション設定(D)
- LVMを使用して、ボリュームを分けるので「Disk Druidを使用して手動パーティション設定(D)」を選択して「次(N)」をクリック
- *:特に分ける必要のない方は「自動パーティション設定(A)」を選択して『16. ブートローダーの設定』へお進み下さい。
8. 警告メッセージ
- パーティション情報が読めない場合(未フォーマットディスク等)に表示されます。パーティション情報を書き込むので、何らかのフォーマットタイプで以前作成されていた場合、上書きされるという警告メッセージです。HD内容がすべて消えてしまいますので気を付けてください。確認が取れたら(消えてもかまわないなら)「はい(Y)」を押下します。
9. ディスクの設定
- 私の場合は「/boot」と「swap」を物理パーティション、「/home」「/var」「/」をLVMパーティションへ設定します。
個人の好みで設定して下さい。
私個人的な意見ですが、apache(Webサーバ)を公開して、ドキュメント場所をデフォルトで使用する場合、コンテンツ内容にもよりますが、別パーティションに設定しサイズを大きめに取る事をお勧めします。
また、quota(ユーザーパス容量制限)をかける場合も同様に、別パーティションに設定する必要があります。
10. ディスクの設定(つづき・パーティション追加(/boot))
- マウントポイント(M):/boot
- 容量(MB)(S):100 100MByteもあれば十分です
- マウントポイント(M):「/boot」を選択
- 容量(MB)(S):100 (適量サイズに)
- 「OK(O)」をクリック
11. ディスクの設定(つづき・パーティション追加(swap))
- ファイルシステムタイプ(T):swap
- 容量(MB)(S):1024 物理メモリの2倍が目安
- ファイルシステムタイプ(T):「swap」を選択
- 容量(MB)(S):1024 (物理メモリの2倍)
- 「OK(O)」をクリック
12. ディスクの設定(つづき・パーティション追加(LVM))
- ファイルシステムタイプ(T):physical volume(LVM)
- 容量(MB)(S):100 何でも構いません
- 【追加オプション】最大容量まで使用
- ファイルシステムタイプ(T):「physical volume(LVM)」を選択
- 容量(MB)(S):100 (初期値なので適当に)
- 【追加オプション】「最大容量まで使用」を選択
- 「OK(O)」をクリック
13. ディスクの設定(つづき・LVMボリュームグループを作成)
- 「LVM(L)」をクリックして設定ウィンドウを表示
- ボリュームグループ名(V):VolGroup00 (特に変更の必要はありません)
14. ディスクの設定(つづき・論理ボリュームを作成)
- 設定ウィンドウ内の「追加(A)」をクリックし作成ウィンドウを表示
- マウントポイント(M):/home
- 論理ボリューム名(L):LogVol00 (特に変更の必要はありません)
- 容量(MB)(S):40960 (40GByte(各自適当にしてください))
- マウントポイントはデフォルトで「/」「/home」「/tmp」「/usr」「/var」「/usr/local」「/opt」があります。
- もちろん、ユーザ固有に「/hogehoge」などのマウントポイントを作成する事が可能です。
15. ディスクの設定(つづき・論理ボリュームを作成)
- 私の場合は、「/home(40GByte)」「/var(40GByte)」「/(10GByte)」として作成し残りの、約29GByteは予備としました。
- 全て作成したら「OK(O)」で確定し、メイン画面の「次(N)」をクリックします。
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