■ インデックス
■ Fedora9 について
Fedora9 インストールで 把握しているバク等を以下の掲示板で随時アップしていますのでご参考下さい。
■ Fedora9 の取得
Red Hat Linuxのフリー版のFedora9(Fedora-9-x86_64-DVD.iso)を取得(左記はx86_64版)します。
*:上記のダウンロード先はミラーサイトです。日本語版だからと言って日本サイトからダウンロードする必要はありません。
CD版はFedora-9-x86_64-disc1.iso〜Fedora-9-x86_64-disc7.iso、DVD版はFedora-9-x86_64-DVD.isoを取得してください。
(上記は例として x86_64版 の場合)
取得先のディレクトリ名については、CPUの種別によって異なりますので以下を参考にしてください。
- x86(i386)
---> Pentium以上
- x86_64(AMD64/EM64T)
---> 64bitCPU
- PPC(PPC/PPC64)
---> G3/Power4以上
ダウンロードしたファイルは、ISOイメージファイルですので、別途CD/DVD-Writerソフト等でDVD-R等に焼いて準備して下さい。
■ Fedora9 のインストール
Fedora9に必要なスペック
- プロセッサー
- x86/x86_64
- 【最小】
- Intel Pentium クラス
- 【推奨】
- テキストモード :Pentium-class(200 MHz) 以上
- グラフィカルモード:Pentium-II(400 MHz) 以上
- PowerPC (PPC)
- 【最小】
- PowerPC G3 / POWER3
- 【推奨】
- テキストモード :G3(233 MHz) 以上
- グラフィカルモード:G3(400 MHz) 以上
- メモリー
- x86
- 【最小】
- テキストモード :128 MB
- グラフィカルモード:192 MB
- 【推奨】
- 256 MB 以上
- x86_64
- 【最小】
- テキストモード :256 MB
- グラフィカルモード:384 MB
- 【推奨】
- 512 MB 以上
- PowerPC (PPC)
- 【最小】
- テキストモード :128 MB
- グラフィカルモード:256 MB
1. Fedora9 のディスクをDVDドライブにセットし電源を入れます。
- Install or upgrade an existing system
- 『Install or upgrade an existing system』を選び、エンターキーを押します。
2. CDメディアのチェック
3. Welcomeメッセージ
4. 言語の選択
- Japanese(日本語)を選択しNextをクリック
5. キーボード設定
6. ネットワークの設定
- 「編集(E)」をクリックしネットワークデバイスを編集します
7. インターフェイスethxを編集(つづき)
- Enable IPV4 SUPPORT:チェックする
- Manual configuration:チェックをする
- IP Address: 192.168.1.5 (自分のサーバIPアドレスを設定)
- Prefix(Netmask): 24 (ネットマスク[24ビット])
- DHCPは使用しません。リブート時にIPアドレスが変わってしまっては、サーバ運用が困難です。(ルーター等の設定で、DHCP時に固定IPを割り振る機能があれば別です。)
- IPアドレスは、ご自分の環境に合わせて変更してください。ネットマスクは通常24ビット(255.255.255.0)でよいでしょう。
- Enable IPV6 SUPPORT:チェックを外す
8. ホスト名・その他の設定
- 【ホスト名】手動設定:fedora.kajuhome.com
- 【その他の設定】ゲートウェイ(G): 192.168.1.1
- 【その他の設定】1番目のDNS(P): 192.168.1.5
- 【その他の設定】2番目のDNS(S): 192.168.1.1
-
- 【ホスト名】先頭から”.”ドットまでがホスト名になります。この”.”ドットから後ろはドメイン名になります。(この後ろの部分が、取得したドメイン名になります。)
- ホスト名・ドメイン名はご自分の環境に合わせて設定してください。
- 【その他の設定】ゲートウェイは、ルータのLAN側アドレスを指定
- 【その他の設定】1番目のDNSは『7. インターフェイスethxを編集(つづき)』で指定した当PCのIPアドレスを指定します(後に当サーバがDNSサーバとして構築します)
- 【その他の設定】2番目のDNSは、自サーバにDNSサーバを構築するまでの対処とします。(自サーバより応答がない(1番目のDNS応答なし)場合、2番目のDNSに問い合わせを行います。)
IPアドレスは、ルータのLAN側IPを設定します。(自身のISPから提供されるDNSサーバIPでも良いでしょう。)
自サーバにDNSサーバを構築した場合は、この値を削除します。詳しくは『DNSサーバ & DHCPサーバ』を参照して下さい。
- 確認が取れたら「次(N)」をクリック
9. タイムゾーンの選択
- 協定世界時(UTC)は未選択。「アジア/東京」を選択し、「次(N)」をクリック
10. Rootパスワードを設定
- Rootパスワード(P):xxxxxxxxxx
- 確認(C):xxxxxxxxxx
- root(管理者)のパスワードを入力します。(上段と下段に同じパスワードを入力してください。注意:このパスワードは忘れない様にしましょう。また、他人にパスワードも教えてはなりません。)
- 入力したら、OKボタンを押下します。
- 簡単なパスワードや文字数が少ないと警告されます。なるべく強固なパスワードを入力しましょう。
11. ディスクパーティションの作成
- 選択したドライブ上のすべてのパーティションを削除してデフォルトのレイアウトを作成します。
- Fedora9より「システムを暗号化する(E)」オプションが追加されました。 新機能なので安全の為(万一読めなくなってしまった場合)、当方は暗号化しない方を選択しました。
12. 警告メッセージ
- HD内容がすべて消えてしまいますので気を付けてください。確認が取れたら(消えてもかまわないなら)「変更をディスクに書き込む(W)」を押下します。
- 「変更をディスクに書き込む(W)」をクリックすると各パーティションのフォーマットが表示されます(下記参照)。
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